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2018.04.14 Saturday| スポンサードリンク | - | - | - |
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磨塼寺(ませんじ)オンライン坐禅会4月
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2018.04.14 Saturday 15:19
磨塼寺(ませんじ)はオンラインで坐禅をしたり、坐禅について学ぶウェブ上のお寺で、住職は藤田一照さんです。
スマホやパソコンがあれば取り組める「オンライン坐禅会」は、坐禅会に足を運ばなくても気軽に坐禅に触れられる、新しい形の坐禅会です。日曜の朝、月に2回程度開催されています。
4月1回目のオンライン坐禅会は、正座から始まりました。
思えば子供の頃は食事の時間や書道の時間など、日常に正座がある生活をしていたものです。でも最近ではめったにそんな機会もなくなってしまいました。
こうして改めて正座をしてみると、自分のひざの柔らかさとか足首の柔らかさに気づくことが出来ます。
一照さんは野口整体の個人指導を受けられていて、施術の前後で正座をなさるそうですが、体が整った施術後の方が正座をするのが楽になるそうです。
逆に言うと正座してキツイと感じるのは体が調っていないというサインなのでしょうね。
正座をして体の調子を診た後は、みぞおちを柔らかくする運動を行いました。
一照さんによると、みぞおちが緩まないことには上に上っている気が下りてこないので、ここがよくほぐれていることが大事だそうです。
今日は一照さんが学ばれた野口整体から、邪気を吐き出すと言われている方法を取り入れてくださいました。
やり方は以下のようなものです。
まず、みぞおちに中指を当てて思いっきり喉の奥から「はーっ」と吐きながら体を折って前に倒していき、はき終わった時に頭が床に着くくらい下までいって、押さえている中指をふっとゆるめて休みます。
しばらく待っていて、吸いたくなったら吸う息でゆっくり上がってきます。
これを4回行いました。
みぞおちが緩んでくるとあくびしたくなるそうで、あくびが出てくるようだと効果があったということになるそうです。
私の場合、あくびは出ませんでしたが頭がぼーっとして少し眠気を催しました。
次は、坐蒲の上に坐って左右揺振を行いました。
今回一照さんは上半身を尾骶骨から上、おへそから上、みぞおちから上、首から上と細かく分けて丁寧に左右揺振を行うように指導して下さいました。
30分という限られた時間の坐禅会ですが、一照さんが取り入れてくれるワークやちょっとしたお言葉から毎回新しい発見や気付きを得ています。
ウェブ上であるということが全然気にならないリアルな坐禅会です。
今回も坐禅が終わって一礼した後、一照さんは「心豊かな一日」という言い方をなさいました。
さらりとした言葉ですが、響きます。
本当に、日常の一つ一つの事が「心豊かな」方向に向かっていくと良いなぁと思いました。
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