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駒澤大学日曜講座
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    学部内に仏教学部が設けられている事でも有名な駒澤大学では、社会人の為の

    「日曜講座」を開設し、坐禅の実践と仏教学の講義を行なっています。

    先週の日曜日、その講座に初めて参加してきました。

    その日の講義内容は、「『天台小止観』を読む」でした。

     

    私は今まで知らなかったのですが、『天台小止観』とは仏教史上もっとも古い

    坐禅の入門書のようなものだそうです。

    坐禅のやり方や、心の動きをもっとも詳細に、事細かに説いたものといわれて

    います。その内容は1〜10の項目に分かれていて、今日はそのうちの第一項

    「縁を具えよ」についての講義を受けました。

    坐禅の準備として調える5つの基本条件についての教えです。

    それがこちら。

     

    (1)持戒清浄(戒を守って身心を清浄にする)

    (2)衣食具足(衣・食をととのえる)

    (3)閑居静処(静かな場所ですわる)

    (4)息諸縁務(煩雑な人間関係からはなれる)

    (5)得善知識(良い修行仲間とともに学び、良い指導者につくこと)

     

    講義はここまでが前段階。

    この後(1)持戒清浄から解説が始まるのですが、ここで先生が余談として

    「仏教とキリスト教や他の宗教との違い」について話し出されました。

     

    「仏教は、一般的に仏の教えであるとともに我々が仏になる為の教え。仏陀が真理に目覚めて覚者となったように、我々も真理に目覚めれば仏陀。絶対的な神を立てるキリスト教やイスラム教とはそこが違います。」

     

    確かにキリストになるとかアラーになるとは言いませんね。

    個人的にはこの話が面白かったです。

    なにしろ天台小止観は細かくて、最初から読んでいくと実際の坐禅の仕方にたどり着くまで結構な時間がかかってしまいそうです。

     

    それでも今まで道元禅師の『普勧坐禅儀』しか知らなかったので、内容に興味は

    尽きません。

     

    たまの日曜日、構内の黄色く色づいたイチョウを楽しみながら、ちょっと学生気分に戻ってみるのもいいものです。

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