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    田口ランディ独演会に参加してきました。
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      田口ランディ独演会に参加してきました。

      ランディさんは有名な作家さんですが、私は昨年までは彼女の本を一冊も読んだことがありませんでした。

      でも昨年「坐禅ガール」という作品に出会い、ランディさんが坐禅にも関心を持たれていることを知って彼女に興味を持ち始めました。

       

      坐禅ガール

       

      田口ランディ独演会。それもなんと4時間も、ランディさんがピンで語るというのです。

      いやー、本当に盛りだくさんの内容でした。

      代表作の「コンセント」誕生の話に始まり、ひきこもりだったお兄さんの話、UFO、マジックマッシュルームなどなど。

      ありとあらゆる事を経験してきたランディさんですが、その過程で多くの著名人との対談もされておられます。

      精神科医の故・加藤清先生もそのお一人です。加藤先生は精神世界への理解も踏まえて、分裂病へのアプローチをしていた精神科医です。

      ランディさんはある日、対談の場で加藤先生に「作家としてやっていきたいなら、一日一悪です。」と言われたそうです。

       

      一日一善ではなくて、一日一悪。

       

      加藤先生曰く、この場合の悪というのは「他人のカルマも自分のカルマも背負って、一本背負いで投げるようなこと。」だそうです。

       

      なるほど深い・・・。単純に悪いことをすればいいというワケではないのですね。

      そこでランディさんが行った「悪」というのが、ご自身の本の中でアル中のお父さんの事を書いた箇所に付箋をつけて、お父さんに送りつけるという荒技でした。「ほら、これがあんただよ!あんたのおかげで、私たち家族はこんなに苦しんで来たんだよ。見ろ見ろ見ろーっ!」無言でそんな想いを訴える感じだったのでしょうか?

      そうしたところ、お父さんから電話がかかってきて「娘に書かれたんなら、しょうが無いな。」とぽつんとひと言言われたそうです。それがきっかけで、お父さんとの関係性が徐々に良くなっていったとのことでした。

      ランディさんは「一日一悪は、今も私の課題です。」とおっしゃっていました。

       

      私はランディさんのような深い人間理解を求められる作家ではなく、極々平凡な人間です。

      でもここぞという時には、他人のカルマも自分のカルマも背負ってエイヤッと投げる悪ができる、そんな人間でありたいと思います。

       

      この「一日一悪」、ランディさんの最新刊「逆さに吊された男」の中にも流れているテーマらしいです。

      「一日一悪」の理解を深めるため、また、田口ランディという作家の世界を知るためにも「逆さに吊された男」を読んでみようと思いました。

       

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