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禅2.0に参加してきました
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    92〜3日、鎌倉で開催されたマインドフルネス国際フォーラム「2.0」に参加してきました。日本をはじめ世界中から禅の老師や卓越したスピーカーが一堂に集結してマインドフルネスの情報を発信するという場で、集まったスピーカーは20名以上。いづれも素晴らしい方ばかりで、とても充実した2日間でした。

     

    私は2日間で10人の方々の講演を聞きました。

    それぞれの方がご自分の分野でマインドフルネスについて話されていました。

     

    そこに一貫して流れているテーマは「つながり」でした。

     

    マインドフルネスは「つながる」ためにある。

     

    2日間を終えた今、そんなメッセージが強く残っています。

     

    今回、特に楽しみにしていたのは2日目にご登壇された藤田一照老子のお話です。

     

    一照さんはお寺の生まれではないのですが、東京大学の院生時代に坐禅に出会い、深く傾倒。29歳で得度し曹洞宗国際センターの所長にまでなられた方です。

     

    今回の講演のタイトルは「帰家穏坐(きかおんざ)としての坐禅」でした。

     

    帰家穏坐とはちょっと難しく聞こえますが、古来からの坐禅の営みを表す言葉で、帰家=家に帰って、穏座=坐って穏ぐ(くつろぐ)という意味だそうです。

     

    英語の堪能な一照さんは「坐禅のニックネーム」なんておっしゃっていました。

    でもそうとらえると分かりやすいですよね。

     

    つまり坐禅とは、家に帰ってくつろいだ状態をもっと深めるための稽古であるということだそうです。

     

    それは他の動物とは違い、自分の存在に不安を持つ人間の魂からの願いなのだ、とおっしゃられていました。

     

    「坐禅は魂の願い」

    この言葉が胸に響きました。

     

    多くの学びを得たフォーラムから帰って、翌4日は月一の灯台屋坐禅会でした。

    おなじみのメンバーに初参加の人も加わり、いつも通りの和やかな坐禅会。

    部屋は蚊が気になったので蚊取り線香をたいていました。

    蚊取り線香のにおいの中で坐った後、メンバーからは

    「なんだか田舎のおばあちゃんちに来たみたいだった」という感想がもれていました。

     

    その場では何も思わなかったのですが、あの感じが「帰家穏坐」の坐禅なのかなと、これを書きながら思っています。

     

    毎日いろんな事があって、一生懸命過ごしています。

    そんな私にとって、月に一度の灯台屋坐禅会は、家に、故郷に帰るようなものなのかもしれません。

    合掌。

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